函館の冬を彩る「2019はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)は25日、最終日を迎えた。巨大ツリーと花火の競演が会場を光で包み、子どもたちのダンスパフォーマンスやミュージシャンたちのスペシャルライブがフィナーレを盛り上げた。
最終日は「クリスマスナイト・セレモニー」と銘打ち、地元の子どもたちを中心としたダンスチーム「スマイルキッズ・クラブ」によるダンスで開幕。「メリークリスマス」の掛け声とともにツリーに明かりがともった。
北斗市中野通の専門学校生、手塚達弥さん(20)は、交際中の片岡理子さん(20)、同級生とともに点灯式に。手塚さんは「クリスマスファンタジーは毎年最終日に会場を訪れているが、今年のツリーも素晴らしかった。これからスープバーを味わいます」と話していた。
スペシャルライブは、ハートフルデュオ「コンサド」、ロックバンド「メディアスゾーン」、ナナさん、中間真永さんらが出演。フィナーレは「チェロ―」のゴスペルステージの後、花火が打ち上がり、ツリーと花火の競演に名残を惜しむ来場者がカメラを向けていた。
イベントは11月30日から26日間開催し、国内外の観光客を魅了した。(神部 造)