クリスマスまで1カ月となった25日、函館白百合学園中学高校(本間厚校長)は「クリスマスツリー点灯式」を開き、同校の生徒や同学園の幼稚園児、保護者ら約300人が点灯の瞬間に立ち会った。
ツリーは生徒玄関前にある高さ約15メートルのヒマラヤスギに赤や青など色鮮やかな電球装飾を施した。
この日は聖書を朗読した後、同校吹奏楽団の演奏に合わせ、来場者が「あめのみつかいの」を合唱。ツリー点灯は5秒前からカウントダウンし、明かりが灯ると、来場者から感嘆の声が上がった。式後、同校の保護者などでつくる「母の会」がスープやお菓子を振る舞い、生徒や園児が一足早いクリスマスを楽しんだ。
3年生の小川花歩さん(18)と平沢綺(あや)さん(17)は「寒い中の点灯式だったが、ツリーは今年もきれいだった。卒業しても見に来たい」と声をそろえた。ツリーの点灯は12月25日まで(午後4時~午後9時)。市民の観覧も可能。(飯尾遼太)