5月1日にオープンする「センチュリーマリーナ函館」(函館市大手町22、浅野清貴総支配人)の報道向け内覧会が27日に開かれ、函館山を望める最上階(15階)の天空露天風呂や、ロイヤルスイートなどが公開された。
同ホテルは札幌市のセンチュリーロイヤルホテルと同じ、札幌国際観光(桶川昌幸社長)が運営。JR函館駅から徒歩5分の好立地に建ち、函館山を望む景色や、同社系列ホテルでは初の設定となるペット同伴可能な専用客室もあるのが特徴だ。
全286室で580人以上を収容可能。部屋はツインからの設定で、レジャーを楽しむ国内外のペア客を主なターゲットとしている。このうち価格設定が最も高く、1部屋のみの提供となるロイヤルスイートは、ベッドルームの壁がガラス張りとなっていて絶景が楽しめるほか、最上階の天空露天風呂では地下からくみ上げた温泉に漬かりながら、移ろいゆく函館の風景を満喫できる。
このほかにもトリップアドバイザーによる「朝食のおいしいホテルランキング2018」で3位に輝いた、センチュリーロイヤルホテルのノウハウを生かし、地元食材を生かした料理も提供する。浅野総支配人は「当ホテルは心の船旅をテーマに船や港を連想させる要素を取り入れており、素晴らしい景色などを含めてアピールしていきたい」としている。(野口賢清)