函館市西部地区をスペインの立ち飲み居酒屋「バル」に見立て、はしご酒を楽しむイベント「函館西部地区バル街」(実行委主催)が、4月19日に同地区で開かれる。これまで参加がなかった入舟町から2店が参加するなど、新旧織り交ぜた全71店が創意工夫を凝らした自慢のつまみを提供。前売り券(3500円)を販売している。
2004年4月から毎年春と秋の2回開催しており、今回で31回目。全71店のうち、初参加はステーキワインひげバル、ファインデイズバーガー、居酒バーどうぞ、元町八幡坂Hakodate、ごはんおやつシプル、rocaのらいぬ、くらcraの7店。のらいぬ、くらは共に入舟町にある。
また、青森県から弘前市のレストラン・ポルトブラン、青森市のダイニングヴィラの2店が特別参加。道南の5店、市内からの出張4店と合わせ、特別参加11店が青函交流を盛り上げる。バル街全体の開催時間は午後2時~翌午前0時。
協賛イベントとして好評の「きものdeバルを楽しもう!」では、特別企画「お気に入りの二部式着物を作ろう」(着物リメイクワークショップ)を行う。上下別の二部式着物を作る体験会(参加費500円、定員8人)で、4月1日から申し込みを受け付ける。申し込みは沢田さん(090・6031・1748)へ。
実行委の加納諄治事務局長は「30回を記念した前回(2018年秋バル)に比べ、落ち着いた感じのバルになる。15年目を迎え、初心に返って西部地区を見つめ直すバル街にしたい」と話している。
当日券(4000円)は、市地域交流まちづくりセンターに設ける「バル街i」で販売。専用ホームページ(http://www.bar―gai.com/)での予約も可。問い合わせは、レストラン・バスク(0138・56・1570)へ。(山崎大和)