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写真が語る情熱の歩み 大和さんの遺作展

 地元のアマチュア写真家で、昨年亡くなった大和俊行さんの遺作展が18日、NHK函館放送局ギャラリー彩(千歳町13)で始まった。一周忌に合わせて写真仲間が企画。故人をしのび、28点の代表作を展示している。23日まで。
 大和さんは1931(昭和6)年に夕張市で生まれ、生後間もなく函館へ移った。函館どつくに勤める傍ら、写真に情熱を注ぎ、北海道写真協会審査会員や函館愛光フォトサークル会長なども務めた。昨年1月19日に86歳で亡くなった。
 遺作展は、一周忌に合わせて同サークル(吉江和幸会長)と同協会函館支部(松山浩司支部長)が主催。大和さんが遺した写真から代表的な作品を選び、全紙サイズにして並べている。
 昭和40年前後に撮影した「北洋出漁」は、モノクロを中心とした連作10点。当時の活気ある港や街並み、出漁時の家族との別れなどを激写している。「京都祇園街」は、晩年に好んで毎年のように足を運び、撮影を続けたテーマ。和装姿の女性や芸者、街の雰囲気が目を引く18点の連作となっている。
 後進の指導など、長年活動を共にした吉江会長によると、大和さんの作品は「その時代に生きた人間模様を捉えるリアリズムを得意としている」とし、「まさに本物の写真芸術。大和さんの歩いてきた時代背景や人間模様を見て、作品と会話してもらいたい」と話している。
 会場の中央には、大和さんの遺影が飾られており、展示しきれなかった写真もファイルに収めて紹介している。午前9時半~午後5時(最終日は同4時)。(早坂直美)










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