全日空(ANA)・AIRDO函館空港所(畑雅彦所長)は「七夕」の7日、旅客スタッフが浴衣姿で同空港のチェックインカウンターや機内の搭乗口付近に立ち、利用客を出迎え、七夕気分を届けた。
新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが続き、函館市内・近郊でも恒例の「ろうそくもらい」の光景が見られない中、利用客に少しでも七夕の雰囲気に浸ってもらおうと企画した。
この日に合わせ、飛行機の機内へとつながる搭乗橋の入り口付近には、ササ飾りや夏を感じさせる風鈴のほか、スタッフが七夕をイメージしエアブラシで描いた絵を飾った。ANA旅客スタッフは、涼しげな浴衣姿で搭乗客の見送りや出迎えを行い、「ご利用ありがとうございます」「気を付けていってらっしゃいませ」と丁寧に声を掛けていた。
自前の浴衣で臨んだ旅客スタッフの田中結依さん(24)と矢島亜美さん(23)は「お客さまに七夕を感じてもらえて良かった。普段とは違う特別な気分で自分たちも楽しんでお出迎えできました」と笑顔で話した。(飯尾遼太)