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函館市のグルメクーポン利用好調 飲食店側も効果実感

 函館市が市内宿泊施設の宿泊者1人に2000円分のチケットを進呈する「グルメクーポン」の利用が好調だ。先月10日に配布が始まり、現在市内の約800の飲食店で利用でき、客の6割が使用する店があったり、ランチなどに活用する人が増えているという。市は追加分も含め計30万セットを用意しており、市観光誘致課は「例年通りとはいかないかもしれないが、消費増の一助になれば」と期待を込める。
 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食店などを支援しようと、市は市内のホテル・旅館などに宿泊する人に2000円分のグルメクーポンを進呈中。当初20万セット(4億3000万円)を用意していたが、「どうみん割」や国の「Go Toトラベルキャンペーン」などによる旅行客増をにらみ、さらに10万セット(2億2000万円)を追加した。
 配布に協力している宿泊施設は122軒あり、うち市に報告があった74軒で約6万セット(7月末現在)が旅行者の手に渡ったという。すでに当初の20万セットの大半は宿泊施設に配布済みで、8月は利用客が多いことが見込まれ、追加分も準備が整い次第順次配布していく予定だ。
 一方、800店に上る利用可能店でも消費喚起につながると歓迎する。市内で6店舗を展開する居酒屋「いか太郎」では、ホテル街が立ち並ぶJR函館駅前周辺にある店舗の客の約6割がクーポンを利用している。他店舗でも4割といい、同店は「8月に入ると前年比9割まで回復しているところもあり、効果を実感している」とする。
 2店を運営する「うに むらかみ」でも利用が目立ってきている。特に函館駅前店のみランチで提供される「さくら御膳」(税込み2200円)の注文が好調で、同店は「クーポン以外にプレミアム付き商品券などの利用も増えている。観光客だけでなく市民の利用も多くなっている」と話す。
 利用者からは「もらえてうれしいが、お土産にも使えれば」などの意見もあるといい、同課は「飲食費助成から観光全体に波及効果が広がれば」とする。グルメクーポンは来年1月9日まで使用可能。(小杉貴洋)

      観光・運輸











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