函館市は、今年度の大型連休中(4月20日~5月6日)の五稜郭公園と函館公園の来園者数について、五稜郭公園が約43万8600人、函館公園は約13万6600人だったと明らかにした。2023年度の同時期と比較し大きく上回るとともに、新型コロナウイルス感染拡大前の19年度との比較でも上回った。好天が続いたことが要因とみられる。
五稜郭公園は昨年度、大型連休中の16日間で30万1200人、19年度は同期間で約43万4000人が来訪した。同公園管理事務所は「昨年に比べインバウンドも多くなり、天候に恵まれたこともあった。連休最終日までにぎわいが続いた」とし、「サクラの開花時期が早かったためか、バーベキューをしたグループは4月27~29日に集中していた印象」としている。
函館公園は昨年度、大型連休中に約7万8600人、19年度は約10万500人が来園。担当者は「コロナ禍以前よりも多くの人が足を運んだ。近年で一番の活気があった」としている。(竹田 亘、中島遼泰郎)