• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

世界卓球個人複銅メダル佐藤瞳選手に助成金贈呈 市スポーツ協会

 4月にハンガリーで開かれた世界卓球選手権大会・個人戦女子ダブルスで銅メダルに輝いた函館市出身の佐藤瞳選手(21、ミキハウス)に17日、市スポーツ協会(水島良治会長)から今後の活躍に向け助成金が贈られた。また、函館卓球協会(小笠原勇人会長)から同協会栄誉賞が贈られた。佐藤選手は「地元からの応援をいただき、うれしい。もっと頑張りたい」とさらなる活躍を誓った。
 函館アリーナで行われた贈呈式には、佐藤選手、両協会関係者の計9人が出席。佐藤選手は入社式以来というスーツ姿で登場し、始めに水島会長から助成金(20万円)、続いて小笠原会長から栄誉賞が渡された。
 式後の懇談で佐藤選手は、橋本帆乃香選手(ミキハウス)と銅メダルを獲得した同選手権や、6月に札幌で開かれたジャパンオープン女子シングルスの2回戦で、リオ五輪女子シングルス金メダリストで世界選手権、ワールドカップも制した丁寧(ディン・ニン=中国)に勝った試合の感想を求められ「相手のランキングを意識せず、一人の選手と戦うという気持ちで、無心で臨むことが大切と分かった」とし、銅メダル獲得時は「小さい時からテレビで見て憧れていた世界選手権でメダルが取れ、涙が出た。ディン選手には地元で勝てたことが信じられなかった」と話した。
 1年半ぶりの帰郷といい「函館が大好きで、今日の式があると聞いてわくわくしていた。世界選手権で結果を残せたが、さらに上を目指し、今の小・中学生がさらに強くなれる環境を自分が作ってあげたい」と恩返しを誓う。会場を後にする佐藤選手に対し、同アリーナで練習していた地元の卓球愛好者から握手を求められ「東京五輪出場期待しているよ」と声を掛けられると「はい」と笑顔で答えていた。
 佐藤選手は小学2年生のころに南茅部卓球少年団で卓球を始め、3年時に全道大会優勝、6年時に全国大会準優勝。尾札部中3年時に全国中体連で優勝。札幌大谷高校1年時にインターハイ準優勝。2016年にミキハウス入社。カットマンとして粘り強く戦うスタイルで活躍し、6月の世界ランキングは15位。(山崎純一)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      2. 公用車で物損事故、職員を懲戒処分 函館市
      3. 無事故無違反で賞品ゲット セーフティラリー5月1日から受け付け
      4. 函大谷が団体戦優勝 個人戦3階級V 柔道・高体連春季大会
      5. 鈴木知事「説明なく承知せず」 新幹線札幌延伸30年度延期で
      6. 大泉市長「実現に向け検討」 新幹線函館駅乗り入れ 市議に初めて直接説明
      7. 開幕戦は函水―函西 春季高校野球、組み合わせ決まる
      8. 脳ドック受診者再募集 函館市
      9. はいや建築設計事務所が破産開始決定 負債3000万円
      10. 強い眠気、生活に支障 特発性過眠症

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月26日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト