【北斗】8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪バドミントン日本代表で、北斗市出身の佐々木翔選手(トナミ運輸―上磯中出)の地元有志壮行会が17日、市総合文化センターで開かれた。佐々木選手はリオ五輪を「競技人生の集大成」と強調、全力で一戦に臨むと表明した。
佐々木選手の帰省に合わせ急きょ企画、約250人が集まった。幹事役の川上義洋さんが「経験を出し切って精いっぱい羽ばたいてきて」と励まし、来賓の高谷寿峰市長が「2大会連続出場は日頃の精進のたまもの。ロンドン五輪(5位入賞)の雪辱を期し、メダルを目指して頑張ってほしい」と述べた。
有志から佐々木選手に対し、活動資金と応援旗を贈り、大会での活躍を願った。佐々木選手は「競技人生の最後」とリオ五輪を位置付け、「地元の皆さんに温かく迎えられて感謝の気持ちでいっぱい。恩返しするつもりで頑張ってきたい」と力を込めた。五輪に向け、18日に東京での合宿が始まるとした。(山崎大和)