3月26日に開業する北海道新幹線で、JR北海道が投入する新型車両「H5系」を使用して運転する列車のダイヤが16日、判明した。上りは、新函館北斗発の一番列車となる午前6時35分の「はやぶさ10号」など3本、下りは仙台始発同6時40分の「はやぶさ95号」など4本で雄姿を披露する。
上下線7本のうち、新函館北斗駅を発着するのは4本。上りははやぶさ10号と同駅午後0時44分発の「はやぶさ22号」、下りははやぶさ95号のほか、東京同5時20分発の「はやぶさ29号」で使用される。
このほか、東北新幹線内を運行する列車として、新青森同5時44分発の「はやぶさ32号」、東京午前11時20分発新青森行きの「はやぶさ17号」、東京午後9時44分発仙台行きの「やまびこ223号」で起用される見通しだ。
1編成10両のH5系は、JR東日本の東北新幹線車両「E5系」がベース。普通車の床に雪の結晶をモチーフにした独自のデザインなどを描いているのが特徴で、JR北海道が4編成を導入している。(山田大輔)