• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 4/26
    函新ウイークリーレビュー
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

スルメイカ低密度 魚体サイズ小さい 函館水試調査

 松前沖~秋田県沖での日本海側のスルメイカ分布密度が、昨年並みで、過去5年(2017~21年)平均を下回ったことが5月31日、道総研函館水試の調査で分かった。01年以降で19、21年に次ぐ3番目に低い値となり、1日の道南スルメイカ漁解禁直後の漁獲は厳しい見通し。
 道南スルメイカ漁は解禁直後、日本海を北上する群れを狙い、松前小島周辺で操業。調査は、同水試の試験調査船「金星丸」(151トン、イカ釣り機5台、集魚灯20灯)で今月20~25日に実施した。
 松前沖以南の5地点で分布密度を調べたところ、イカ釣り機1台1時間当たりの漁獲数は平均0・12匹で、昨年の0・09匹と同程度で、過去5年平均(4・9匹)を下回った。最も密度が高かったのは松前小島付近の0・25匹で、青森県沖と深浦沖でも漁獲はあったが、0・13~0・20匹と低水準。津軽海峡西方と男鹿半島沖では漁獲がなかった。
 漁獲したイカの胴長の範囲は7~17センチ(昨年11~15センチ)で、最も多く捕れた魚体サイズは、昨年、過去5年平均と同じ14センチで小ぶりだった。
 イカ分布の目安となる水深50メートルの水温は、男鹿半島から南は10度以上の水域があったが、それ以北では10度以上の水域は沿岸側に限られ、調査海域の北西側は沖合冷水が沿岸寄りに張り出していた。
 同水試の三原栄次主任主査は「分布は低密度で、津軽海峡の北海道側はイカの来遊に適した水温になっておらず、漁期序盤は昨年同様に厳しいだろう」と話す。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 五島軒、新業態のカフェ27日に営業開始 本店1階ロビー アフタヌーンティーなど
      2. 公用車で物損事故、職員を懲戒処分 函館市
      3. はいや建築設計事務所が破産開始決定 負債3000万円
      4. 函大谷が団体戦優勝 個人戦3階級V 柔道・高体連春季大会
      5. 無事故無違反で賞品ゲット セーフティラリー5月1日から受け付け
      6. 愛犬と楽しむ道の駅に みそぎの郷きこないにドッグラン完成
      7. 大泉市長「実現に向け検討」 新幹線函館駅乗り入れ 市議に初めて直接説明
      8. 看板で誤進入防止を 自転車海中転落事故で現場診断 西署
      9. 遺愛6連覇、函工4連覇 バドミントン高体連春季大会
      10. 開幕戦は函水―函西 春季高校野球、組み合わせ決まる

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      4月26日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト