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交通再編報告書まとまる

 函館市生活交通協議会(会長・奥平理函館高専教授)は、市地域公共交通再編調査報告書をまとめた。バス路線網再編案をはじめ、運賃案、乗降拠点の整備案など各種調査結果を盛り込み、地域公共交通再編実施計画の議論のたたき台として、2017年度の計画成案化を目指す。
 23日に市役所で開いた本年度第1回の会合で、報告書案を了承した。路線バスの乗降場を集積する拠点のうち、「五稜郭」「美原」「湯川」の3拠点はそれぞれ3つの整備案を示し、乗降場位置の安全性や乗り継ぎ上の課題などを比較検討する。
 湯川では、湯の川電停を中心として道道函館上磯線(産業道路)、函館南茅部線を含めた周辺にバス乗降場を集積する複数案を検討していたが、道路拡幅の必要など整備費用が高額となる可能性など課題がある。さらに20年度に新外環状道路函館空港インターチェンジの開通が予定され、「周辺の交通実態の変化が予測される」としている。
 報告書では、バスの停車位置(乗降場)数がこれまでの検討案より1カ所多い5カ所の必要があると算出された。湯の川電停周辺2案に加え、函館アリーナ電停を挟んで乗降場を集積する新たな検討案を加えた。
 また、「五稜郭」では乗降場は6カ所必要で、五稜郭ビル(本町6)前などに乗降場を整備する案の課題が少ないとした。「美原」は亀田支所前に「交通広場型」のターミナルを整備。乗降場はこれまでの検討案より1カ所減り、5カ所になったが、安全性が最も高い案でも函館上磯線上に乗降場が必要となることから、警察や道路管理者との協議が必要とした。
 一方、バス路線再編案はこれまでの検討案より支線を集約し、3幹線10支線に市電を加えた形で検討。いずれのバスも函館駅前など各拠点と接続し、目的地までの乗り換え回数が極力少なくなる。一方で、新たに乗り換えが必要となる場合もあることから、市は今後、各路線を具体的に見直す中で住民説明会の開催も予定している。(今井正一)










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