7月7日開催の「2019函館マラソン」について、函館マラソン大会実行委は、参加申し込みがフルの部は定員(4000人)の95%、ハーフ(同)の部は同85%(共に15日現在)に達したことを明らかにした。両部門で残り700人台となり、エントリー終了が昨年より1カ月近く前倒しになる可能性が高まった。
今年は2月25日午後9時にエントリー受け付けを開始。道外客の前提となる宿泊施設の確保が順調に進み、フル、ハーフとも最終局面に入った。昨年はエントリー開始から51日間で定員いっぱいになったが、今年は相当早まりそうだ。
実行委によると、道外客の割合は2016大会が40%、17大会が41%、18大会が45%と右肩上がりに推移。19大会は既に50%に達し「宿の確保はできている」(実行委)と強調する。
一方、函館市民の申し込みが鈍く、全道の動きに対し函館は10ポイント程度(人数換算で180人)低いという。事務局の市教委スポーツ振興課フルマラソン担当は「函館マラソンは、市民の健康づくりの一環として開催してきた経緯がある。このままでは、市民がエントリーできない状況も考えられるので、早めに判断し、七夕の函館を走ってほしい」と呼び掛けている。
日本最大級のランニングサイト「ランネット」で受け付け、参加費はフルが9000円、ハーフが5000円。(山崎大和)