9月2、3日に開催する函館最大のグルメイベント「はこだてグルメサーカス2023」の実施概要が固まった。はこだてグリーンプラザと隣接する太陽パーキングを会場に昨年より17多い108ブースが出店し、函館、道南、全国各地選りすぐりの味覚が集結。初企画として「地元のお酒カクテル」を会場限定で販売する。
8月24日に市役所で開いた第2回実行委で事業内容を了承。規模を一部縮小し3年ぶりに開催した昨年は2日間で13万人が来場し、今年は昨年以上の集客を見込む。田畑浩文副市長は「市民と観光客の笑顔、活気にあふれるイベントで、地域の活性化につなげたい」と述べた。
会場は函館とゆかりの地、空路で結ばれる各地、東北などのカテゴリーに分けてブースを設営。地元の名店をはじめ、肉、魚、麺類、スイーツと各地の味が並ぶ。神奈川県藤沢市の「江の島しらすカレーパン」、愛媛県今治市の「今治焼豚玉子飯」が初登場する。
地元のお酒カクテルは北海道全調理師会函館支部バーテンダー部会が提供。函館の地酒「五稜」(亀尾町)、「はこだてわいん」(七飯町)のワイン、札幌酒精工業厚沢部工場の焼酎「喜多里」を使った計6種類(1杯500円~)を用意し、会場限定での提供となる。
初日は午前10時~午後5時、最終日は午後4時終了。
また、9月に開催される帯広市の「とかちマルシェ」(1~3日)、札幌市の「さっぽろオータムフェスト」(8~30日)、旭川市の「北の恵み食べマルシェ」(16~18日)の各イベントと連動して「北海道四大グルメイベントスタンプラリー」を開催。9月中、イベント期間外にも各市にスタンプを設置し、2カ所以上の押印で応募できる。(今井正一)