年末年始の12月31日から2日にかけて、市立函館保健所や道は函館市内で計18人、渡島管内で計10人の新型コロナウイルス感染を発表した。同市内では3例目となるクラスター(感染者集団)の発生を確認した。
市立函館保健所は31日に一日当たりの感染確認としては過去2番目に多い13人、1日は5人の感染を発表。2日の発表はなかった。クラスターは函館商業高校で発生し、31日に12人、1日に4人の感染を確認し計16人となった。クラスター関連以外では函館海保の巡視船乗組員の40代男性職員の感染を確認。市内の感染確認は累計で169人となった。
また、市病院局は1日、市立函館病院の職員1人の感染を確認したと発表。外来担当の医療従事者で、渡島管内で陽性が確認された家族の濃厚接触者。1日の検査で確認した。職員は12月28日まで勤務したが、発症前2日間の勤務はなく、院内での濃厚接触者はいないと判断し、4日からの診療は予定通りを開始する。
道検査分では、渡島管内で31日に年齢・性別とも非公表の6人、1日に10代の男女2人、2日に30代の男女2人の感染を発表した。