函館少年少女合唱団(山田采奈団長)は、26~28の3日間、来年1月13日に札幌市で開かれる道少年少女合唱連盟合同演奏会に向けた合宿を函館市青少年研修センター「ふるる函館」で行った。
同団は1976年に創設。現在は函館市内・近郊の年長園児から高校3年生までの37人で活動。週1回の練習に加え、30年以上前から演奏会前の仕上げの場として3月、7月、12月の年3回、合宿で士気を高めている。
札幌での合同演奏会では、「ディズニーのおとぎの世界」と題し、団員それぞれがキャラクターを演じ、6曲を披露する。合宿では同演奏会のほか、4月19日に市芸術ホールで開く同団の定期演奏会の楽曲にも取り組んだ。
合宿2日目の27日は、歌や振り付け、全体の動きの確認を中心に進めた。午前9時から午後8時まで主宰の岡田幸子さん指導のもと、団員はステージ衣装を身に付け、本番さながらの緊張感で練習に励んでいた。
同団の山田団長(17、函館高専2年)は「今回の合宿で初めて取り入れた振り付けもあり、不安もあったが、だんだんと形になってきた。本番に向け、さらに完成度を高めていきたい」と意気込んでいた。(飯尾遼太)