【北斗】北斗市内のサクラの名所をライトアップなどして楽しむ「北斗桜回廊」の観賞スポットで、道内最大級のシダレザクラとも言われている「法亀寺のしだれ桜」(向野1)が、3日までに満開となり、来場者の目を楽しませている。
前日の雨から一転、この日は晴れ間が広がり、見物客が続々と来場。垂れ下がった枝に淡いピンクの花が優雅に咲き誇り、持参したカメラで撮影する光景があちこちで見られた。
午後6時半からライトアップされると見物客は一層増え、昼間とは違った幻想的な雰囲気を堪能。函館市松陰町の会社員、佐久間真一さん(46)は「壮大で感動した」と話していた。
市内では9日まで大野川沿いの桜並木(本郷)、松前藩戸切地陣屋跡の桜並木(野崎)も午後6時半からライトアップを実施している。大野川沿いの会場では4日まで、本町商店街振興会によるお花見屋台が出店している。(鈴木 潤)