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イカ博士目指し、マイスター養成講習会始まる

 函館イカマイスター認定制度の養成講習会(函館水産物マイスター養成協議会主催)が23日、市国際水産・海洋総合研究センターで始まった。今年は昨年より4人多い46人が申し込み、これまでの最年少となる中学2年生(14)も。″イカ博士〟を目指し、イカをあらゆる角度から徹底的に学んでいる。講習は25日まで、認定試験は12月9日に同センターで行う。
 今年で12回目。事務局の函館国際水産・海洋都市推進機構によると、46人のうち、道外からの申し込みは千葉2人、東京、兵庫、青森が各1人。史上最年少となる函館白百合学園中2年生のほか、高校生3人(札幌南、函館中部、市立函館)もいる。チラシを持参する市内高校の数を増やすなど広報活動を強化した。
 一般受験者は座学9科目中、任意の3科目を受講するほか、解剖と調理は必須。初日は市の水産、イカの分類、イカの生理と生態など5科目があり、函館頭足類科学研究所所長で北大名誉教授の桜井泰憲さんが「イカ類の生態と資源変動」をテーマに講義した。
 桜井さんは、2016年以降のスルメイカ大不漁に関し「海洋環境変化に伴う魚種交替の兆候がある」と指摘。冬の海水温が低く産卵場が縮小、孵化(ふか)幼生の生き残りが少ないのも要因の一つではないかと説明した。根室管内の羅臼では13年に2万5000トンあったスルメイカの水揚げが、16年に400トン、17年に100トンへ激減したと例を挙げた。
 市立函館高1年の佐々木大斗君(16)は「函館に住んでいても、イカのことは意外と知らない。生物全般が好きなので、イカの分類がためになった。頑張って合格したい」と話した。(山崎大和)










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