お盆休み中の14日、函館市内は午後から時折雨となるあいにくの天気となったが、観光名所では帰省中や行楽を楽しむ人でにぎわい、周辺道路が混雑した。
西部地区のベイエリアでは午前中から駐車場を探す車や、七財橋を通過するのに時間のかかった車が見られた。施設で飲食や買い物をした後、函館山をバックに記念写真を撮影する人も多かった。愛知県豊田市の会社員、三輪貴博さん(44)は「函館に来て猛暑から逃れたと実感している。できれば帰りたくない」と笑顔で話していた。
函館地方気象台によると、15日は前線の影響で大気の状態が不安定となり、函館は雨の降りやすい状況となる。(山崎純一)