サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は28日午後5時(日本時間午後11時)から1次リーグH組の最終戦を行い、日本はボルゴグラードで、ポーランドと対戦し、0―1で敗れたが、H組2位で決勝トーナメント進出を決めた。道南でもスポーツバーなどにサポーターが集結し、熱く声援を送った。
函館市本町17の「パブ・ツインフェザー」には約80人のサポーターが詰め掛け、試合開始前から熱気ムンムン。ニッポンコールや選手の名前を連呼し、テレビに向かって声を枯らした。前半では、GK川島選手がビッグセーブをみせると、店内は興奮に包まれた。
後半、ポーランドに先制を許すと、大きなため息が上がったが、日本の試合終了から1分後にセネガルが敗れ、予選リーグ通過が決まると、サポーターから歓声と拍手が湧き上がった。
日本はコロンビアに敗れたセネガルと勝ち点、得失点差、総得点で並んだが、警告や退場が少なく「フェアプレーポイント」で上回り、かろうじて決勝T進出をつかんだ。
日本の決勝T進出は、2010年南アフリカ大会以来、2大会ぶり3回目。30日から始まる決勝T1回戦でG組のベルギーかイングランドと対戦する。