津軽海峡フェリー主催の「クリスマスマーケット」が10日、函館市港町3の函館ターミナルで開かれた。青函の食や工芸品などが会場に並び、大勢の家族連れらが買い物を楽しんだ。
青函の魅力を発信し、両地域の活性化やフェリーの誘客につなげようと毎年実施している。今年は道南と青森の49店が参加し、青森のマグロやリンゴなど使った加工品を販売したほか、道南の作家によるクリスマスにちなんだアクセサリー作りなどのワークショップを展開。青函のパフォーマーによるボイスパーカッションやギター弾き語りのステージも会場を盛り上げた。
ビー玉とワイヤーを使った「マーブルアート」のワークショップでクリスマスツリー作りに挑戦した北斗浜分小学校1年生の村上和奏さん(7)は「難しかったけれどきれいにできた。自分の部屋に飾りたい」と笑顔で話していた。(金子真人)