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道内で確認例少ないチョウ「ウラナミシジミ」道南で多数確認

 本州では暖かい地域に生息し、道内では確認例が少ないシジミチョウの仲間「ウラナミシジミ」が8月後半以降、道南各地で観察されている。道南虫の会によると、今月9日までに松前町や函館市内で約270匹を採集するなど、多数の生息を確認。同会の対馬誠さん(60)は「北上する時期の7月は全国的に気温が高かったことが影響しているのではないか」と分析している。
 ウラナミシジミは国内では主に東京以南の霜の降りない地域に生息している。羽を広げた大きさは3センチ程度。羽の裏側には波のような白いしま模様があるのが特徴で、表側は光沢のある青色が目立つ。対馬さんは「飛ぶ力が強く、動きもものすごく速い。フランスからイギリスに渡った例もある」と話す。
 対馬さんによると、4種類いる本州から津軽海峡を渡って北上するチョウの仲間のうち、アサギマダラやイチモンジセセリ、ヒメアカタテハはほぼ毎年、確認できている。ウラナミシジミの確認例は少なく、同会のまとめで、2000年以降では09年に1匹、15年2匹、16年7匹ごく少数にとどまっていた。
 今年は8月20日ごろに乙部町内での確認例を皮切りに、函館市赤川町、瀬田来町などで確認。松前町江良、清部での継続調査では200匹以上を採集した。
 マメ科の植物を好み、同町内のキヌサヤエンドウでは、産卵する雌の姿や産み付けられた卵も確認。寒さに弱いため、越冬はできないというが、11月上旬まで成虫を観察できそうだという。対馬さんは「夏場の高温が続けば、これからは毎年道南でも見ることができるようになるのではないか」としている。(今井正一)










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