函館で29年ぶりの開催となる「第71回全国レクリエーション大会in北海道」(日本レクリエーション協会など主催)が15日開幕した。「北の大地 ふくらむ ひろがる レクの輪」をスローガンに、17日までの3日間、全国から集まった参加者がレク活動体験や研究発表を通じて交流を深める。
15日は函館市民会館で約900人が参加し、開会式が行われた。函大付属有斗高校マーチングバンド部によるファンファーレの後、大会実行委員会の蔵満保幸会長が開会宣言。スポーツ庁の今里譲次長に続き、日本レクリエーション協会の小西亘理事長が「函館はロマンの街。北海道らしさが盛り込まれた大会を楽しんでほしい」とあいさつした。
歓迎のアトラクションには「函館学生連合~息吹~」「元祖婆あよさこい」の元気なヨサコイ、国の華幼稚園園児による合唱や体操披露、江差追分などで全国からの参加者を喜ばせた。
大会の会場は函館や北斗、七飯、森、恵庭の5市町。16~17日は最新のレクに関する研究フォーラムや種目別全国交流大会など多彩なプログラムが行われる。(稲船優香)