函館市内4番目の総合型地域スポーツクラブ「ミスポはこだて」の設立総会が11日、市亀田福祉センターで開かれた。指導者資格を持つスタッフを中心に、スキーやヨガなど多岐にわたるスポーツで地域の活性化を図る。4月から本格的な活動を始める。
総合型地域スポーツクラブは、住民が主体となり、子どもから高齢者まで気軽にスポーツを楽しめる場を提供する団体。2年の準備期間で資金を確保し、設立するのが一般的とされている。ミスポも2014年に設立準備委を立ち上げ、日本体育協会の助言やスポーツ振興くじ(toto)の助成を受けながらスポーツ教室を開き、会員を集めてきた。
主な活動は、ヨガやエアロビクス、健康体操、キッズゴルフなどの各種教室のほか、冬には幼稚園児・小学生から一般・選手まで幅広いレベルに対応するスキー教室を展開する。塚田俊理事長は総会で「地域に貢献できるよう、できるだけ長く活動を続けたい」と意気込んだ。
会員募集は3月1日から。登録時に入会金1000円を支払い、教室に参加する。参加料などは会員種別や教室によって異なる。函館市以外の住民も参加できる。詳細はホームページ(http://mispo.jp)を参照。問い合わせ、入会希望は事務局(☎080・5589・8325)へ。(稲船優香)