国内外のアーティストやパフォーマーら計37組が伝統音楽や民族舞踊、大道芸などを繰り広げる第10回はこだて国際民俗芸術祭(WMJ主催)が5日、函館市の元町公園などで開幕した。11日まで。
民俗芸術分野では国内最大級の野外型夏フェスとして知られ、今年は開催10年目の節目。出演者数は過去最大規模で、日程も昨年に続いて最長の7日間となった。また、節目を記念して高校生以下の入場についてパス不要(無料)とした。
主会場となった初日の元町公園は、午後3時半から午後9時半まで、多くの市民や関係者らでにぎわい、3会場6ステージで行われた出演者の華麗なパフォーマンス技術の高さや美しさに拍手や歓声が起こった。
同法人のイアン・フランク代表理事は「人生を変えるほどの新しい世界に出会ってもらえたら」と、多くの来場を呼び掛けた。(半澤孝平)