80回目を迎える「開港158周年記念函館港まつり」(実行委主催)が1日、函館市内一円で開幕した。初日は大門や十字街のビアガーデンや花火大会があり、大勢の市民でにぎわいを見せた。5日まで。
はこだてグリーンプラザで始まった「大門ビアパーク」には、夕方から浴衣姿の市民が続々と訪れ、さまざまな露店に立ち寄った。
市内のアルバイト原田有さん(28)は職場仲間2人とビール片手に「毎年楽しみ。今年は天気も良く、閉幕まで満喫したい」とにっこり。4月に東京から転勤してきたという会社員の篠原大樹さん(34)は「函館は静かな街だと思っていたが、熱気がすごい。早くいか踊りを踊ってみたいです」と話していた。
大門パーキングで2日まで行われている「2017大門×とかちうまいもの広場」(太陽流通、帯広物産協会主催)には、豚丼やチーズケーキ、芽室町のゴボウ唐揚げ、大樹町の煮ツブ串など十勝のグルメが並んだ。北斗市の男性(57)は「豊西牛のカルビ串がおいしい。十勝にはしばらく行けていないので、久しぶりに遊びに行きたい」と話していた。
2日は午後4時半から市民パレード「ワッショイはこだて十字街・松風コース」が行われる。(稲船優香)