函館のダンス教室「M―claps Dance class」(麦谷真由美代表)はこのほど、北美原1に新たなスタジオをオープンした。広々とした空間で、受講生らがジャズやヒップホップなどさまざまなダンスの練習に取り組んでいる。
同教室は2007年、昭和1のカラオケ店「シダックス函館昭和タウンプラザクラブ」などで開校。主にカラオケチ大手シダックスが手掛けるカルチャー講座の一つとして展開してきたが、同店が8月末で閉店となったため、事務所付き空き倉庫約120平方メートルを改装してスタジオを新設した。
チアダンスやアクロバットを学ぶ講座など、学年別に7種類を用意。現在は4歳~高1の22人が通っている。一面が鏡となった約80平方メートルの部屋は受講生からの評判も上々で、高学年クラスに通う函館北昭和小学校4年の大國結愛(ゆあ)さんは「広くて練習がいっぱいできるので楽しい」と笑顔で話していた。
麦谷代表は13年、ダンス教育振興連盟(JDAC)が認定するダンス教育指導士の資格を取得。同連盟のオフィシャルパートナースタジオとして登録を受けており、「一人一人の個性を伸ばし、協調性と自主性を育てていきたい」と話している。同教室は31日まで、体験レッスン1回に限り500円で受講できるキャンペーンを行っている。問い合わせは同教室(0138・47・5280)へ。(山田大輔)