14日は「鉄道の日」。1872(明治5)年のこの日に新橋-横浜間で日本初の鉄道が開業したことなどで定められた。道南の鉄道は1902(同35)年12月10日、函館-本郷(現新函館北斗)間から始まった。そして今年3月、新函館北斗駅から北海道新幹線が開業し、鉄道新時代を迎えた。
本州から青函トンネルを通過し、道内最初の新幹線駅のある木古内町の線路わきでは、秋を象徴する「ススキ」の穂が銀色に輝き、風に揺られていた。大野平野では黄金色の稲穂がまだ残る中を走り、季節の変わり目を感じさせている。
函館地方気象台によると、13日の函館は未明に気温が下がり、最低気温は10月下旬並みの4・4度で今季最低となった。(山崎純一)