冬型の気圧配置の影響で、道南では15日から16日にかけて断続的に雪となった。各地の積雪(16日午後3時現在)は、福島町千軒35センチ、厚沢部町鶉33センチ、今金町24センチ、函館市美原22センチ、八雲町八雲21センチ、森町17センチ、長万部町16センチ。今季最大となった函館は、同日として平年(8センチ)の約2・8倍。厚沢部町鶉は同じく約2・2倍、福島町千軒は約1・8倍など、全地点を平年を上回っている。
函館は12月の降雪量(降った量)が15日現在で54センチとなり、昨年12月の1カ月合計52センチを上回っている。また今季の累積降雪量も同じく、函館は59センチで平年より多い。市内では16日早朝、路面電車の軌道を除雪する車両が雪煙を上げながら進み、線路上をきれいにしていく様子が見られた。
函館地方気象台によると、18日ごろまでは雪が降りやすく、21日からも再び降雪となる見込み。(山崎純一)



