8日の「成人の日」を前に、函館市と北斗市、七飯町、森町、八雲町、江差町の道南2市4町で7日、新成人を祝う式典が開かれた。新成人たちは責任の重さを自覚し、自分の信じる道を進む決意を新たにした。
函館市は、函館アリーナで「二十歳の集い」を開催。2003年4月2日~04年4月1日に生まれた対象者1969人のうち、1479人が参加。真新しいスーツや晴れ着に身を包んだ新成人が、友人との再会を喜び合った。
大泉潤市長が「若い人たちに選ばれる、誇りを持てるまちにしたい。皆さんが歩んだ20年はかけがえのない宝物。この先の人生も輝く、喜ばしいものにしてください」とあいさつ。
20歳代表の坂下新太さん(20)=市職員=、木村千紘さん(20)=会社員=が「誇りと感謝を胸に古里の発展に尽力する」と誓いの言葉を述べた。「函館の歩み」をまとめた映像を上映し、函館の魅力と歴史を振り返った。
5万円分のギフトカードなどが当たる大抽選会で盛り上がったほか、会場には今年8月23~25日の「2024モルック世界大会イン函館」をPRするため、市教委がモルック体験コーナーを初めて設けた。(山崎大和)