亀田八幡宮(函館市八幡町、藤山敬廣宮司)の例大祭本祭は15日、市内をみこしが巡行する神輿渡御(みこしとぎょ)などが行われた。今年は4年ぶり2基のみこしが五稜郭町、人見町などを威勢よく練り歩いた。
神輿渡御は新型コロナの影響で20~21年に中止となり、昨年は規模を縮小し台車に奉安した1基のみで行った。今年は約80人の担ぎ手が参加。社務所前で安全を祈願する「発輿祭(はつよさい)」を行った後に出発した。
1基は担いで、1基は台車に乗せ、梁川町から五稜郭病院前、柏木町、時任町、中央病院前などを回った。沿道では氏子や市民らが拍手を送ったり、御神幸に頭を下げたりしていた。
16日のみこしは新川公園、的場町、中島町などを回る。境内では午後7時からよさこいソーランの演舞、同7時40分から民謡と舞踊の夕べ、同8時半から餅つき大会(神饌餅まき)を行う。(山崎純一)