函館の冬を彩る「2015はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)が28日夜、函館市末広町の金森赤レンガ倉庫群前で開幕した雨模様にもかかわらず会場には大勢の人が詰め掛け、海の上で色鮮やかに輝くクリスマスツリーに見入っていた
ツリーは函館市の姉妹都市、カナダ・ハリファクス市から贈られた高さ20メートルのモミの木で、14万8000個のLED電球や北海道新幹線の車体にちなんだ紫色の装飾が施されている
日本航空の客室乗務員でつくるハンドベルグループ「JALベルスター」の演奏でセレモニーが幕開け午後6時過ぎ、河内孝善実行委員長や工藤寿樹市長らの「メリークリスマス!」の掛け声でツリーが点灯すると、祝福の花火が打ち上がり、観客の大きな歓声が会場に響いた
友人と訪れた北斗市常盤の会社員山田谷絵里さん(28)は「5年ぐらいこのツリーを見ることができなかったので、きょうは良かった」と笑顔を見せた
12月25日までの期間中の点灯時間は午後4時半~同5時45分と同6時~午前0時(金、土曜、12月22~25日は午前2時まで)(金子真人)