【北斗】道南6市長で構成する道南市長会が4日、新函館北斗駅(北斗市市渡)で開かれた駅舎内を視察後、意見交換を行い、来年3月26日の北海道新幹線開業に向け、市の枠を超えた広域連携を進めていくことで一致した
地域課題を協議するため年に1回持ち回りで開催しており、今回で32回目北斗での開催は2007年度以来2回目で、JR北海道の協力で初めて新駅が会場になった開催地の高谷寿峰北斗市長、工藤寿樹函館市長、青山剛室蘭市長、岩倉博文苫小牧市長、小笠原春一登別市長、菊谷秀吉伊達市長が出席した
開会あいさつで高谷市長が「北斗のホットな話題は新幹線に尽きる開業効果を全道に波及させなければならない」と力を込めた
駅舎内の改札やホーム、市観光交流センターなどを見て回り、5カ月を切った開業を実感した
意見交換では「道南が広域的に連携して誘客を促進する活動を強化すべきだ」「首都圏ではなく、北海道に来るのに不便な北関東や南東北の住民をターゲットに観光キャンペーンを展開する必要がある」「冬季にイルミネーションや花火のような常設イベントができれば集客効果が高い」などの声が出ていた
来年度は室蘭市で開催する(山崎大和)