【鹿部】道立漁業研修所(中村慎一所長)で2日、本年度の総合研修修了式が行われた受講生47人は保護者らが見守る中、新たな漁業者としての活躍を誓い、学びやを巣立った
漁業振興や漁村の活性化を担う漁業就業者の育成を目的に、1997年の開所以来これまで734人の修了生を輩出してきた19期目となる本年度は、渡島管内の6人を含む47人が受講半年間寮生活を行いながら、漁業に必要な知識や技術を学んできた
修了式で中村所長は「皆さんは研修を終え、ようやくスタートラインに立ったに過ぎないこれから一人前の漁業者として活躍することを願う」とあいさつした
受講生を代表し答辞を述べた小林広人さん(オホーツク管内紋別漁協)は「私たちには道立漁業研修所を修了したという自信と誇りがある研修所で学んだことを生かし、浜のリーダーとして北海道の水産業の発展に貢献できるよう頑張ります」と力強く誓った(野口賢清)