【七飯】大沼の「日本新三景選定100周年記念フォーラム」(実行委主催)が1日、大沼国際セミナーハウスで開かれた全国から応募のあった、大沼での思い出を募った随筆の表彰式も行われ、函館市の小板蠢繭(しゅんじ)さんが最優秀賞に選ばれた
町内外から約170人が参加随筆の選考委員長を務めた作家の谷村志穂さんと、声優としてナレーションなどで活躍する、大沼出身の槇大輔さんを招待し、谷村さんの記念講演や、槇さんによるエッセイの朗読が披露されたまた2人には、中宮安一町長から七飯町観光大使委嘱状が交付された冨原亮道議、中宮町長に加え、同じく日本新三景に選ばれた「耶馬渓」のある大分県中津市の稲田亮副市長が祝辞を述べた
随筆の授賞式では、小学時に大沼でのキャンプの思い出をつづり、最優秀賞に選ばれた小板さん(69)らに、谷村さんから賞状が手渡された小板さんは「話しの中に出てくる人たちがこれを読んで、当時のことを思い出してくれたら」と話していた
そのほかの受賞者は次の通り(敬称略)▽優秀賞澤口らん子(函館市)、佐藤ヒサエ(札幌市)▽佳作信永昭三(函館市)、鈴木真一(森町)、後藤夏江(函館市)、立花恵(同)、佐藤千佳子(札幌市)▽特別賞佐藤弘美(函館市)