本年度の函館市民文化祭舞台部門「華麗・錦秋の夕べ」が1日、函館市芸術ホールで開かれた市文化団体協議会(安保天壽会長)加盟の9団体が出演和洋の舞踊のほか吹奏楽、民謡などの舞台発表が行われ、約500人の市民が見入った
オープニングは創立15年を迎えた大正琴サークル、ゴールデンローズが飾り、社交ダンスや邦楽舞踊、フラダンス、ジャズダンスなどが続いた
今年は初めて京都きもの専門学院和装専門教室セキグチと函館邦楽舞踊協会がコラボし、同教室の創作帯を締めた9人が日本舞踊を披露したこのほか函館吹奏楽連盟として遺愛女子高校吹奏楽局から生徒71人が出演し、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のテーマや「宝島」を演奏した
文団協・舞台委員長の武井佳子さんは「創立から半世紀以上経ったが、先人から受け継がれてきた伝統文化、芸能芸術に新しい風を入れながら守り続けたい」と話した(半澤孝平)