道内唯一の国指定文化財庭園である香雪園(函館市見晴町、見晴公園)で17日、「はこだてMOMI―G(もみじ)フェスタ」(市、市住宅都市施設公社主催)が開幕する目玉の紅葉のライトアップに備え15日には試験点灯が行われ、人気の散策路「カエデ並木」などが幻想的に照らし出された
今年は照明を昨年より17基多い、48基設置LEDライトを12基導入したことで、木々の様子を例年以上にはっきりと見ることができる試験点灯では市や同公社、電気設備業者ら約15人が、光の加減や照明の角度を調整した
期間中は木曜日を除き、午後5時から30分間のミニライブを実施ライブの回数を昨年より3回増やし20回とし、金曜日は仕事帰りでも参加できるよう午後6時半からの開始とした毎週土、日曜日の午前9時~午後3時は、週替わりでドライフラワーによるリースづくり(体験料500円)やかわいらしい色紙を使ったミニアルバムづくり(同)など多彩な体験会を用意している園内の園亭では11月3日に自分でお茶を立てる茶席体験(同)を開く
フェスタは11月8日までで、期間中の午後4時から同9時までライトアップする同公社によると、紅葉の見ごろは今月下旬から11月初め紅葉に関する問い合わせは同公園緑のセンター(TEL0138・57・6210)、イベントなどは同公社花と緑の課(同40・3605)へ(蝦名達也)