函館市西部地区に所在する文化施設3館による初めての市民向けツアーが、文化の日の11月3日に行われる普段文化・社会教育施設に訪れることの少ない地元住民に、改めて3館への理解を深めてもらおうと、3館を管理する市文化・スポーツ振興財団が企画した現在、参加者を募集中している
ツアーは旧函館区公会堂(元町11)、市北方民族資料館(末広町21)、市文学館(同22)の3施設を徒歩でめぐり、普段聴くことのできない解説付きで見学してもらう
同公会堂は佐久間浩志館長と観光ボランティア一會(いちえ)の会の佐藤喜久恵会長が案内し、バルコニーと貴賓室が見どころ同資料館は学芸員の長谷部一弘さんが解説、同文学館は藤井良江館長が、函館出身の作家・故佐藤泰志の資料について詳しく紹介するまた、参加者には各館オリジナルの記念品も贈られる
公会堂の佐久間館長は「ツアー参加を機会に、市民の皆さんに3館それぞれの良さを知っていただきたい」と話し、参加を呼び掛けている
当日は午前9時に文学館へ集合正午解散予定参加料は、小学生から大人まで1人300円(傷害保険料込み)定員は、先着30人3館には、いずれも駐車場がないため、付近の観光駐車場(有料)や公共交通機関の利用を呼び掛けている問い合わせは同資料館(?0138・22・4128)まで(半澤孝平)