函館市若松町の百貨店、棒二森屋は25日、大規模改装中だった地下1階の食品館をグランドオープンした4事業者が新たに出店し、総菜・弁当の売り場を大幅に拡充岩岡正剛店長は「新幹線開業を見据え、函館や近郊の食の魅力を発信していきたい」と意気込む
リニューアルに伴う新規出店は、地元コンビニチェーンのハセガワストア、料亭の寿々半(本町)、カフェのマルセン(大手町)、明治屋産業(福岡県)が全国展開する精肉店の壱丁田
このほかにも、魚長食品がこれまでの鮮魚販売に加え、総菜の量り売りや握りずしの提供を開始函館カールレイモンはアネックス館地下1階に移転し、新たに焼きソーセージやサラダなどの販売を始めた
25日は午前10時の開店と同時に大勢の人が詰め掛け、新たに生まれ変わった店内で買い物を楽しんでいた新川町の主婦、坂下優子さん(42)は「家が近いのでよく利用している函館では見たことのない商品も増えてうれしい」と話していた(金子真人)