函館市内や近郊のラーメン店18店でつくる「函館未来らーめん研究会」(木村恵輔会長)は14日から、各店がそれぞれに創意工夫を凝らした塩ラーメン「函館百年ラーメン」の提供を始めた
函館の特産・スルメイカでつくる「いかぶし」を必ず使った塩ラーメンであることを共通ルールにしたほかは、各店の持ち味を生かしてもらうことにした
各店はポスターを掲げて新ラーメンをPR今後は統一したのれんや地図付きのチラシ製作、スタンプラリーの計画も予定する
木村会長は「共通のテーマを持ちながら、各店が違うメニューを提供することで、お客様にさまざまな味を楽しんでもらえるし、各店の魅力も引き出せる函館塩ラーメンの可能性も広がる」と期待を込めた
同研究会は今年8月27日、各店の個性を生かした新しい函館ラーメンを開発し、地域活性につなげようと発足木村会長によると、市内での塩ラーメンの需要は減少傾向にあるといい「活動をきっかけに函館の塩ラーメンを地元の人に食べてもらい、函館の塩という魅力の再発見につなげたい」と意気込んでいる
価格は、各店共通で850円(税込み)(半澤孝平)