空港や航空関連業務に親しみを持ってもらうイベント「函館エアポートフェスタ」が12日、函館空港で開かれた航空各社による体験会やステージイベントなど、大勢の市民がさまざまな催しを楽しんだ
「空の日」(20日)に合わせた取り組みで、同空港にかかわる行政機関や事業者などでつくる実行委の主催小野晃函館空港長は「いろいろな団体や企業の協力を得て、イベントを企画、準備している見学や体験を楽しんでもらいたい」とあいさつした
屋外会場では、南茅部地区で水揚げされたブリやホッケなどの鮮魚販売、地域の農産物販売が人気を集めたステージでは銭亀沢中学校吹奏楽部の演奏、全日空(ANA)の歴代キャビンアテンダントの制服紹介などが行われた
ANAは最新鋭機のボーイング787の仕組みを紹介する航空教室や着陸・誘導業務を体験する「マーシャラー体験」、日本航空(JAL)も機体見学会などを企画普段は味わえないさまざまな体験で来場者を楽しませた
フライトシミュレーションゲームを体験した野場琉聖君(4)は「飛行機は着陸するところが好き(ゲームは)楽しかった」と笑顔を見せていた(今井正一)