道南落語倶楽部(軟講亭富楽こと古沢和弘会長)の結成30年記念「第2回笑って健康素人落語フェスティバル」(実行委主催)が19、20の両日、函館市民会館小ホール(湯川町1)で開かれる全国から素人落語家など27組が集結実行委は「たくさんの笑いと元気を届けるため稽古に励んでいるので、多くの人に足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている
同倶楽部は1985年、函館在住の落語家、東家夢助さんの寄席に携わっていた人たちが「函館でアマチュア落語家がいないのは残念自分たちにもできないか」と8人でスタート現在会員は42人(うち半数が演者)に上り、年に6回、町会館などで寄席を開いている
フェスティバルは、全道の加盟団体が持ち回りで開いている「北海道素人落語迷人会」(北海道素人落語協会主催)の函館大会と、東家さんが“学長”として全国の素人落語家を集め開校している「全国落語大学」のジョイントで行う同倶楽部結成20年記念以来、10年前ぶりの開催
19日(第1部)は午後1時、20日(第2部)は午前10時にそれぞれ開演演者の年齢層は中学2年生から75歳まで幅広く、弁護士やホテルマン、小学校教諭など顔ぶれも多彩だ一人15~20分ほどの持ち時間で、落語や曲芸、講談などを披露する
古沢さんは「全国の“迷人”が一堂に会し、普段函館で開いている寄席とは一風変わった雰囲気を楽しめる」とPRしている
チケットは2部共通で、前売り500円、当日1000円高校生以下無料前売りチケットの購入など問い合わせは古沢さん(?090・2051・5346)へ(稲船優香)