【福島】前町長の失職に伴う福島町長選(9月29日告示、10月4日投開票)に、元町役場総務課長の鳴海清春氏(59)が24日、出馬する意向を明らかにした鳴海氏は「まずは町の信頼回復と、町民や同郷人の誇りを取り戻すことを最優先に進めたい」と話している
鳴海氏は前回(2012年8月)の町長選に続く2回目の出馬となる前回は事前収賄容疑で逮捕・起訴され、町議会の不信任決議を受けて15日に自動失職した前町長の佐藤卓也被告に150票の僅差で敗れた
鳴海氏は任期満了で行われる予定だった来年の町長選に出馬する方向で準備を進めていた「選挙時期は早まったが、前回の選挙後の3年間で体制を整えてきた」と話し、①人財育成②産業振興③定住・少子化対策④がんの予防対策⑤高齢者が安心・安全で暮らせる生活改善の整備?の5つの柱を政策に掲げる
鳴海氏は1956年、福島町生まれ福島商業高校卒業後に町役場入り、町民課長や総務課長などを歴任
町長選に出馬を表明したのは、鳴海氏が初めて(斎藤彩伽)