【北斗】JA新はこだて(畠山良一組合長)はキュウリ共同選別施設を北斗市中野通306に新設し、24日、現地で操業安全祈願祭を行った道内のキュウリ産地で初となるFGフィルムという小袋詰めができる「ピロー包装機械」を導入、消費地ニーズに的確に対応する
国と市の補助金を活用し、事業費は1億740万円昨年11月に着工、今年3月に完成・引き渡されたカメラ形状選別により日量11・2トンを処理し、箱詰めする別にピロー包装機械は1日1トンを扱う24日午後に試験稼働、25日から本格稼働する
同JA大野基幹支店によると、上磯地区を中心に抑制キュウリを作付け、今年は11月上旬まで580トンの出荷を見込む2014年度の作付実績は10・5ヘクタール、販売高1億9000万円
式典には、約35人が参加畠山組合長は「最新のキュウリ共選施設が完成した面積を増やし、有効に活用したい」とあいさつ高谷寿峰市長は「キュウリの一大産地を目指して努力を」と励ました長尾信秀道議も祝辞を述べた
畠山組合長や高谷市長ら5人が起動スイッチを押すセレモニーもあった最後に、市野菜生産出荷組合きゅうり部会の西村孝夫部会長が「キュウリの出荷シーズンを迎えた今年は天候に恵まれて生育は順調新たな機械で全国の消費地へ出荷できることを楽しみにしているブランド力の強化へ努力したい」と決意を話した(山崎大和)