第5回夏祭りが9日、函館市熱帯植物園(湯川町3)で開かれた夏日となったこの日は、約1000人が園内の水の広場を訪れ、水上綱引きや玉入れなどのスポーツ大会を楽しんだまた、暑さをしのいでもらおうと、サル山には氷柱が置かれ、サルたちが涼む様子が来場者を和ませた
同園のサル山では、この日初めて約90頭のサルたちへフルーツ入りの氷柱5つが贈られたサルたちは段差を利用して氷を砕き、氷のかけらや冷たいスイカ、オレンジを味わった
このほか市内のフラダンスサークル「カプア村木」やハワイアンバンド「ククナウインズ」の演奏が披露され、会場を盛り上げた
祖父母と来場した北斗市の森岡勇智(そよとも)君(6)は「全部楽しかった」と笑顔埼玉県から家族で帰省中の小学5年生、小野関綾来(あいら)さん(10)は「祭りに参加したのは初めていい思い出になった」と喜んでいた函館市榎本町の竹原三哉(みつや)さん(73)は「(サルたちの)学習能力の高さに驚いている」と話した
同園では、今後も夏日を超えた週末に、サルたちに氷柱を与えていく予定だ(半澤孝平)