湯倉神社氏子青年会(横山貴浩会長)は20日、函館市湯川町2の湯倉神社境内で、多彩な制作体験やキャンドル点灯などが楽しめるイベント「湯倉の杜」を開いたさまざまな催しと幻想的なキャンドルの明かりに誘われて500人以上が訪れ、境内はにぎわいを見せていた
市民らに神社を身近な存在として感じてもらい、日々の感謝や思いやりの気持ちを高め合いたいと企画し、今年で6回目の開催
第1部には子どもの餅つきやギョーザの皮で自分好みにアレンジを加えたミニピザ調理といった体験コーナーなどが行われ、子どもたちが夢中で取り組んだ
第2部の点灯式では、横山さんが「子どもから大人まではしゃいでいる表情を見ていると、主催者側としてもうれしく思う」とあいさつ伊部宗博宮司も「今後も神さまと人がともに楽しめる機会となることを願っている」と話した
徐々に日が暮れるにつれて、キャンドル300本のほのかな明かりが境内を包み込むように照らすと、人々は足を止めて見入り、素敵なひとときを堪能したこのほか、4人の舞姫による美しい神前神楽「浦安の舞」と、国内外で活躍するトラベリングバンド「ひのき屋」による盛大な奉納ライブも昨年に続いて来たという湯川小1年の土井夢菜さん(7)は「(キャンドルの明かりが)とてもきれいひのき屋さんの音楽は楽しい」と顔をほころばせていた(斎藤彩伽)