【北斗】人気漫画「北斗の拳」の主要登場人物「ラオウ」の愛馬「黒王号」の等身大模型が、7月26日に開かれる「北斗市夏まつり」(実行委主催)の山車行列に参加することが決まった来年3月の北海道新幹線開業に向け、北斗の拳を活用したまちおこしを目指す「黒王号を呼ぶ会」(会長・木村圭介市商工会青年部長)のラブコールが実り、誘致が実現した
模型は現在、版権会社ノース・スターズ・ピクチャーズ(東京)が保管しており、模型の高さは台座から3・8メートルでウレタン製山車行列は午後6時25分に市役所前を出発し、JR上磯駅までの1キロあまりを1時間かけて練り歩く
同会は「北斗市」と「北斗の拳」を結び付けてまちおこしをしていこうと、市内農水産業や商工業の若手有志によって組織され、昨年6月に立ち上がった今回、同会が黒王号を要請し、ノース社が無償で貸し出しに応じた輸送費などは同会が負担する
まつり後は来年、北海道新幹線開業を控える新函館北斗駅の1階にモニュメントとして設置することも予定しており、同会は輸送費と合わせて350万円を目標に募金を呼び掛けている
木村会長は「人気漫画を使ったまちおこしを行えることに喜びを感じている新駅に設置されるモニュメントは来場者が驚くようなものにしたい」と意気込んでいる募金などの問い合わせは(電話0138・77・9833)へ(毛利祐一朗)