青森市の食品、酒類などの卸売業「丸大堀内」が北海道新幹線の車両とキャラクターをデザインした新商品「黒豆茶」を開発し、6月1日から販売を始める県内で北海道新幹線のデザインをあしらった商品はまだなく、注目を集めそうだただ、同社は昨年5月に函館に支店を構えたばかりで、道南での販路を開拓中1日の販売開始に合わせようと小売店に対して必死に売り込んでいる
来年3月の北海道新幹線開業を商機ととらえ、新幹線にちなんだ新商品の開発に取り組んだ黒豆茶は北海道産の黒豆を使用くせがなく、飲みやすい味に仕上げた
ラベルに新幹線車両H5系と道のPRキャラクターどこでもゆきちゃんのイラストをデザインしたことが特徴金沢市にあるグループ会社が北陸新幹線開業に合わせて車両をデザインした加賀棒茶を販売したところ、大きな反響を呼んだことから、同社は「北海道新幹線でも」と期待を寄せる
同社が函館支店を開設したのはちょうど1年前酒類の卸しを手掛けている黒豆茶も取引先の酒販店数店が取り扱うことが決まっているが、もっと販路を増やそうと営業活動を展開している小泉稔支店長(56)は「商品を置いてもらえる店をもっと増やさなければならない売り込みに力を入れていく」と張り切っている
350ミリリットルペットボトル入り130円問い合わせは函館支店(TEL0138・44・3122)へ(松宮一郎)