函館開発建設部は25日、3月14日に開通した函館新外環状道路函館インターチェンジ(IC)赤川IC間2・4キロについて、大型連休(GW)を含めた1カ月間の利用状況をまとめた4月15日から5月15日の1日平均交通量は約1万3100台で、同区間の開通で函館新道の交通量も増加傾向となっている
GW中は常時1万2000台以上が通過し、特に5月2日には期間中最高の1万5500台の利用があった
赤川ICまでの開通に伴って函館新道の利用増にもつながり、七飯本町IC七飯藤城IC間の1日平均交通量は昨年同期比600台増の1万5400台、函館IC七飯大川IC間は同100台増の2万3500台だった
同部は今回の調査結果について、観光地をつなぐアクセス道路として利用され、新たな周遊観光ルートの形成につながったと分析同部が今月3日に函館市内と近郊で行った観光客へのアンケートでは、約7割が新外環状道路を利用したと回答した
函館新外環状道路の赤川IC函館空港IC間7・6キロはこのほど、2020年度の開通が示されており、同部は「今後も函館都市圏、道南地域の生活や産業、観光振興に寄与することを期待している」とする(鈴木潤)